想い出の事件
私が弁護士になったばかりのころ,担当した事件です。
お客様は公務員をなさっていましたが,バブル華やかなりしころ,投資目的で融資を受けて中古の集合住宅をお買いになりました。
とうしょは順調に収益が上がっていたのですが,時間が経つと,1階の居室の床が傾いてきてしまったのです。
どうやら,設計か施工に問題があり,床を軟弱地盤が直接支える構造になっていたことが判明しました。
裁判官に現地に来てもらい,専門家にレーザー機器を用いて検証してもらい,無事,この集合住宅の売主とその前の持ち主から,相当額の和解金を得ることができました。
まだ,登録したてのころで,手探りでの訴訟活動でしたが,何とか良い結果に繋がり安堵した,当職の思い出の事件です。。。。
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